アイロンがけ
アイロンがけのコツは慣れることが一番です。そして、初心者の方には小さめのアイロンをオススメ致します。あまり力を入れずにゆっくりとアイロンを動かすだけでO.K. 襟やカフスなど細かい部分から仕上げていくのが、上手に出来るコツ。
シャツのボタンの間までしっかりアイロンをかけるようにしましょう。
襟と前立ての部分にしっかりアイロンがしてあれば他の部分のアイロンのかけ方が多少雑でもきちんとして見えますので、手抜きをせずに頑張りましょう。
POINT1
綿のシワは粒子の細かいスチームだと伸びにくいので、かならず霧吹きを使用しましょう。また、近づけ過ぎないのもポイントです。
POINT2
まずは、カフスの部分をアイロンがけし、袖部分は筒状なのでシームを折り目にして平らに置いて作業しよう。
〜〜〜 CHECK! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
- 霧吹きを使ってシャツ全体にまんべんなく水分を含ませます。
- まずは襟裏からアイロンがけをします。シワをつけないように外から内へたるみを寄せながら。
- ボタンを開いてカフス部分をプレスします。二重になっていますのでシワに注意しましょう。
- 袖をプレスします。アイロンを縦にすると上手に仕上がります。ワキの下が残りやすいので注意しましょう。
- 前身ごろはサイドのラインをアイロン台のヘリに合わせ半身ずつ作業します。
- 後ろ身ごろも半身ごとに作業します。縦に滑らす感覚でサイドのラインもきっちりプレスしよう。
- 立体的な首と肩まわりを少しずつ平らにしながらシャツを移動しつつプレスします。
- アイロンをかけた直後のシャツはシワになりやすいので、きちんとハンガーにかけておきましょう。
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たたみ方
一枚一枚ハンガーにかけておくのはスペースがないと難しいですよね。
そこで、幅をとらずシワになりにくいたたみ方をマスターしましょう。せっかくアイロンをかけてもたたみ方がNGだと台無しですからね。
襟も含め、シャツのボタンを全て留めて裏返しに置いてスタンバイします。
肩幅の中ほどを目安に片側の身ごろを袖ごと折り返します。
折り返した方の袖を身ごろの中心に対し平行に折りたたむ。
ダブルカフスの場合袖口は開いて伸ばしておきましょう。
反対側も同じ手順で折りたたみます。
真直ぐになるようにチェックしながらやりましょう。左右対称になるよう折り幅を調節するのがコツです。
裾部分を袖と一緒に折り返して、全体を2つ折りにします。
裾が肩上からからはみださないように。シャツを表返し、形を整えたら完成です!
クリーニング
いくらお洒落なスーツを着てもシャツが汚ければ、お洒落度は半減します。
シャツは一度着たら洗濯は必須です。普通のコットンシャツなら自宅で洗濯可能ですが、高級シャツなどはクリーニング店におまかせしましょう。
洗濯機に入れる前に、大まかでかまわなのでシャツを袖ごと裏返しにしてたたんでから、洗濯ネットに入れて洗いましょう。
〜〜〜 CHECK! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ちょっとした工夫でシワを防ぐ
シワを防ぐためには、脱水は短めに。30秒ぐらいが目安です。また、干す時はたたんだ状態でパンパンたたいてから干すと良い。
自分好みの着心地の仕上げにしよう
市販のノリで簡単にパリッと張りのある仕上がりができます。また、ソフトなシャツがお好みならば、ノリなしで乾いたら丁寧にスチームアイロンを。
汚れの気になる部分もしっかりきれいにしましょう
市販されている部分洗い用の洗剤を洗濯機に入れる前に気になる部分につけてから洗濯するか、高級素材のシャツなら生地を傷めないように専用のブラジでよくこすってから洗濯するようにしましょう。
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