スーツのメンテナンス:スチーム/クリーニング
スチーム
スーツのシワだけで清潔感がダウンしてしまいます。スチームが出るアイロンなら簡単にシワ伸ばしが出来て綺麗に仕上がります。
特にシワになりやすい所には集中的にスチームを吹き付けましょう。ただし、作業を行う前には必ずスーツの裏地に縫い合わせてある注意書きをチェックしてから行いましょう!
スーツをハンガーにかけたら、たっぷりと蒸気を与えるようにスチーマーをゆっくり動かします。
立てた上体のほうが余分な蒸気が周りに広がるので、より効果的です。
全体に蒸気が染み込んだら、シワを伸ばすように生地を軽く引っ張るとよりきれいに仕上がります。
ヒジや膝のシワの出来やすい部分には特に念入りにスチームがけをおこないましょう。
パンツのクリースを復活させたい時は、クリースを揃えて上から当て布をし、クリースを押さえつけるようにアイロンをあてますこの時、アイロンをゆっくり動かすと綺麗に仕上がります。
〜〜〜 CHECK! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ポイントは袖と腰!
腕組みをする人、すわり仕事の人は特に、袖と腰にシワが入りやすいので注意しましょう。ここの部分だけは毎日こまめにシワを取っておきたい個所です。
膝やヒジが出てしまった時もスチームで直せる!
膝が出てしまったパンツ、ヒジが出てしまったジャケットも吊るした状態でスチームを当てるとある程度回復します。アイロンでじっくりすると、より効果的です。
あると便利なパンツプレッサー
当て布をしたり、折り目を揃えたりする手間を省いてくれるのがパンツプレッサー。簡単に扱えてスーツの使用頻度の高い方にオススメです。
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クリーニング
気をつけていてもシミが。。。なんてことはよくある話ですよね。そんな時、正しい応急処置をしましょう。目立たないシミや汗をそのまま保管しておくと後で後悔しますので要注意。応急処置後はクリーニングに出すことをオススメいたします。
シミがついてしまったら・・・?
シミをつけてしまったら、慌てずハンカチに水を含ませ軽くたたいて、シミの部分に水が染み込めば水溶性、水を弾けば油性と判断できます。
それぞれにあった応急処置をしましょう。
しょうゆ、ワイン
ついたその場で、ティッシュなどで吸い取ります。後は中性洗剤をつけた歯ブラシでたたいてシミを取ります。ダメなら服の注意書きをよく読んで素材ににあった漂白剤を使ってみましょう。
ペン、マジック
シミのついた個所の下にタオルなどを置き、洗剤をつけた歯ブラシでたたき、下のタオルにシミを吸い取らせます。
雨に濡れてしまったら・・・?
突然の雨で濡れてしまったスーツ。
そのまま放置すると型崩れの原因となります。乾いたタオルなどですぐに優しくたたくように水気を拭き取り、ハンガーにかけて干しておきましょう。
〜〜〜 CHECK! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
クリーニング店とのトラブルは、事前チェックで防ぐ
クリーニングに出す前に、事前チェックを忘れずに。まずは、ポケットの中身に何も入ってないことを確認しましょう。次にシミや汚れの状況を確認し、ホツレがあったら直しておきましょう。
お店の人に注意点をしっかり伝えましょう!
シミや汚れの場所や原因をしっかり伝えること。また、特殊な加工や素材の場合はその旨を伝えましょう。スーツはジャケットとパンツをセットで出すように心掛けましょう。別々に出すと、片方だけ風合いが変わってしまう恐れがあります。
戻ってきたら、仕上がりをしっかりチェック
依頼したシミや汚れがキチンと除去されているかチェックしましょう。ビニール袋は外して陰干ししてから収納します。
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